葬儀の流れ
みなさんには葬儀のお話を紹介します。現代の葬儀ではいろいろな内容があります。葬儀を知る場合にはまずは葬儀の流れを理解するべきですね。そこでここでは現代の葬儀の流れを説明します。葬儀にはしきたりがありますので流れに沿ったもので行うことが肝心になります。地域によっては少しだけ違う部分もありますが、基本的にはこのサイトでの説明通りになりますので確認をお願いします。
まず、葬儀は通夜から始まります。通夜とは故人と夜通し、いっしょに過ごすことです。世界の宗教のなかにも通夜の慣習がある場合が多いそうです。故人が亡くなった翌日またはその翌日に通夜を行う場合が多いですね。通夜の日程はその後の葬儀にも関わってきます。翌日に通夜をする場合が多いですが、斎場のスケジュールによっては通夜の日程がその後にずれる場合もよくあります。冬は高齢者が急死しやすい季節です。冬に急死した場合には斎場が混んでいる可能性がありますので、日程がずれる場合もよくあります。通夜には仮通夜と本通夜があります。家族は故人の看病などで疲れている場合があります。疲労がたまっている家族に通夜の負担をかけることは大変な苦労です。また、故人との最後の夜をひっそりと過ごさせてあげたい気持ちもありますよね。そこで、家の玄関でさっぱりとあいさつを完了させる通夜のことを仮通夜といいます。仮通夜では故人の家には入りません。玄関で済ませます。これによって、家族の負担が減りますね。
いっぽうで本通夜の形式もあります。本通夜とは通夜の会場を設けて、来客を出迎える通夜です。通夜は晩に開きます。仕事の都合などで葬儀本番に来れない場合などは通夜でのあいさつで済ませます。本通夜の場合では料理が出される場合があります。家族への礼儀ですので、出された料理には必ず箸をつけてください。本通夜の場合でも家族は疲れているかもしれません。だから、本通夜とはいえども来客はさっさと帰りましょう。家族への配慮が何よりも大切ですので気をつけてくださいね。
通夜の翌日には葬儀の本番です。田舎のほうでは故人の家などで告別式などを開く場合があります。しかし、都会ではなかなか大きな家もありませんので、最近の葬儀では葬儀会場を利用する場合がほとんどです。都会には大規模な葬儀会場がありますので便利です。葬儀では故人との別れの本番です。宗派によって流れは変わりますが、仏教の形式では焼香からスタートします。ひととおりの焼香が終わると、会場からの出棺になります。この出棺では専用の車での移動になります。故人を乗せた車を先頭にして、家族が火葬場へ移動することになります。都会では公立の火葬場が多いです。都会では火葬場の混雑が深刻ですので、なかなか順番待ちが大変です。だから、火葬場のスケジュールによって葬儀の日程が変わることもよくあることです。葬儀の場合にはまずは火葬場の手配が重要になるかもしれませんね。
みなさんもこのページでの葬儀の流れを知ってくださいね。いざという場合に葬儀をスムーズにすることができます。なかなか自分で勉強をすることは難しいかもしれません。せっかくの機会ですので、しっかりと葬儀を勉強してほしいと思います。きっと、みなさんの役に立つときがやってきますよ。